事業から出たゴミ(廃棄物)を運ぶには産業廃棄物収集運搬業許可が必要になります。

産業廃棄物収集運搬業許可でまず必要なこと

法人で産業廃棄物収集運搬業許可を新規で取得するには、申請に先立ってまずは講習会を受けなくてはなりません。コロナの影響で2022年度は講習会はオンライン講義を事前に受講し、その後会場で試験を受ける2段階形式の講習会で行われています。
2023年度の講習会の日程が日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)のHPに掲載されています。
全国で開催ますが、受験しやすい会場の日程がすぐに定員に達して予約が取れないという状況になってしまうことが多いので、予定を立てて早めに予約するのがいいでしょう。

その他の許可要件
  • 申請品目を運搬する際に使用する車両や容器等があること。
  • 事業を継続できる財産的基礎があること。
  • 役員等が欠格要件に該当していないこと。
  • 法人税をきちんと納付していること。
産業廃棄物20種類

産業廃棄物とは以下の20種類に区分けされます。

区分種類具体的な例
1※1.燃え殻石炭がら、灰かす、焼却灰などの各種焼却かす
2.汚泥排水処理の汚泥、建設汚泥などの各種泥状物
3.廃油エンジン油など、鉱物性および動植物性すべての廃油
4.廃酸写真漂白廃液など有機性無機性にかかわらず、すべての酸性廃液
5.廃アルカリ金属石けん廃液などすべてのアルカリ性廃液
6.廃プラスチック類発泡スチロールなどのすべての合成高分子系化合物
7.ゴミくず天然ゴミくず
8.金属くず鉄くずなど
9.ガラス・コンクリート・陶磁気くず板ガラスやコンクリートなど
10.鉱さい高炉・平炉・転炉等からの残さい
11.がれき類工作物の新築、改築又は除去に伴って生じた廃材
12.ばいじんばい煙発生施設、焼却施設の集じん施設によって集められたばいじん
2※13.紙くず建設業、パルプ製造業、製紙業、紙加工品製造業、新聞業、出版業、製本業、印刷加工業から発生する紙くず
14.木くず建設業、木材又は木製品製造業、パルプ製造業、輸入木材卸売業、物品賃貸業から発生する木くずやおがくず類
貨物の流通のために使用したパレット
15.繊維くず建設業、衣服その他繊維製品製造業以外の繊維往生から発生する天然繊維くず
16.動植物性ざんさ食料品製造業、医薬品製造業、香料製造業で原料として使用した動物や植物にかかる固形状の不要物
17.動物系固形不要物と畜場で解体等した獣畜や食鳥処理場で処理した食鳥の固形状の不要物
18.動物のふん尿畜産農業から排出される牛、馬、めん羊、にわとりなどのふん尿
19.動物の死体畜産農業から排出される牛、馬、めん羊、にわとりなどの死体
20.汚泥のコンクリート固形化物など、1~19の産業廃棄物を処分するために処理したもので1~19に該当しないもの。

  1※ あらゆる事業活動に伴うもの
  2※ 業種等が特定されるもの

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